親知らずの抜歯(前編)

私の親知らずは、上の歯はどちらも真っ直ぐ出てきているのですが、下はどちらも歯茎に埋没しているうえ、左が横倒しで右が斜めに生えているという面倒な生え方をしています。

歯を抜くだけとはいえ、下側はどちらも切開して抜かなければならないので、怯えていた私に先人の知恵がもたらされました(笑)

【用意するもの】
・冷えピタ(腫れた時に使う)
・マスク(腫れを隠す)
・柔らかい食べ物
(豆腐、茶碗蒸し、おかゆ、スープ類、ゼリー、プリン、ウィダーインゼリー等の栄養補給食品等々)
※食べ物に関しては、とにかく熱い食べ物がNGということと、味に飽きないようにいろんな種類を買い込んで抜歯後に備えました。

栄養を取った方が治りが早いそうなので、きちんと食べること、最初はとにかく痛みが出やすいので、抜歯後麻酔が切れる前にまず痛み止めを飲むことを伝授され、いざ親知らずの抜歯へ!

2本ずつ抜くことになり、まずは大変そうな埋没した横倒し親知らずがある左側からお願いしました。
上下の親知らず付近に麻酔をしてもらい、先に下側の埋没している方から抜きました。
麻酔のおかげで、切開されている時も、骨を削られている時も、横倒しの親知らずを解体している時も、細かくした親知らずを取り出している時も痛くない!
ただ、思った以上に大変だったようで、2本抜くのにかかったトータル時間が1時間くらいでしたが、内訳は下に58分、上に2分くらいとかなりの時間を下側の親知らずを抜くのに使っていました。
真っ直ぐ生えていた上の親知らずなんて、本当にひょひょいっと抜かれて拍子抜けするくらいでした。
麻酔が切れる前に、もらった薬をその場で飲んで帰宅しました。

帰宅してすぐはまだ麻酔が効いていましたが、しばらくすると麻酔が切れてきて、唇と舌の感覚は戻ってきました。ただ、すでに頬が少し腫れ始めていて、頬の内側が痺れている感覚がありましたが、薬が効いているのか、ズキズキするような痛みはなく、普通に過ごせるくらいです。
冷えピタを貼って、右側を下にして横になって過ごしました。
その後も痛み止めの効果が切れる前に次の薬を飲むということを2回ほど繰り返し、朝までぐっすり寝ることができました。
朝起きた時には、すでに痛み止めの効果は切れていたはずですが、頬の腫れている部分が触ると痛むくらいで、覚悟していた耐えられないような痛みはありませんでした。

抜歯した次の日にもう一度病院へ行き、縫った患部の診察と消毒をしてもらいました。
傷口もきれいということなのでひと安心でした。

1週間を過ぎたあたりからご飯や固形物を食べ始めました。この頃から恐る恐るブクブクうがいもしてみました。案外大丈夫でした。

通常なら、1週間後に抜糸ですが、予定が詰まっていたため、2週間後に抜糸しました。